想い
いま、日本中のふるさとから人が居なくなり
残っている人々の暮らしも成り立たなくなってきています
私たちは、そんな問題を抱えるふるさとに
新しい栗の栽培法を伝え
高品質・多収穫な栗を秋から冬の農業として
他の作物栽培と組合わせ
ふるさとに
暮せる仕組みそれぞれの地域に合わせたかたちで
取り組める仲間を募集中です。
栽培・加工・流通・販売など
このブランドに関わるすべてのノウハウを
仲間として共有し共に暮らしやすいふるさとを
一緒に作って行きましょう
暮らせる仕組みのある地域は
移住を希望している方にとっても魅力的です
仕事と受入れの整備があり
それぞれのふるさとの魅力を発揮すればかならず
豊かなふるさとを創ることが出来ると思っています
栽培
私たちは、長年に渡る栗栽培を通して「植物」の生命力、環境適応力などの不思議に触れ、これまで良しとされてきた栽培に対する理論や理屈、物事の解釈のしかたには、欠けていることがたくさんあることに気づきました。
高品質・多収穫
これまでにない視点から導き出した理論により、高品質で多収穫な栗栽培技術を学ぶことが出来ます。(現在、栗以外の果樹や野菜栽培などにも活用できることがわかってきました)
無農薬栽培を実現
作物をとりまく環境を含め、栽培に関わるあらゆるもののバランスを取ることにより、農薬に頼らなくても病害虫による被害を受けないレベルまで少なく出来ます。(病害虫がゼロになるのは自然の法則から外れます)
大粒の完熟栗
栗の生育バランスを整えることにより台風による強風でも落ちることの無い大粒の栗を樹上で完熟するまで生らせることが出来ます。(植物に対して正しいアプローチを施せば、植物は強く逞しい体格を作ります)
オーガニック観
近年、食の安全や健康意識が高まり、新鮮で安心して食べられる食品を求める人々が増えました。
それに呼応するように、市場にはオーガニック栽培表示の野菜や果樹がたくさん並ぶようになりました。
さて、それではそもそもオーガニック栽培とはなんでしょう。
多くの方は「有機肥料を使って栽培すること」、そして「自然の状態、自然の力を活用して栽培すること」と認識していると思います。その為の手法もたくさん語られるようになってきました。
しかし、ではなぜ有機肥料を使うことが必要なのか。自然の状態とはどういう状態なのか。自然の力を活用するとはどういうことなのか。こらの点が明確に農業の現場で理解されているとは思えないと感じてるのは私たちだけでしょうか。
これらの点を正しく理解するからこそ「どう有機肥料を使うのか」という手法、「それは何のためなのか」という理論が導き出されるのであって、それによって初めて本来のオーガニックな栽培にたどり着くのだとくり研は考えています。そして、この点をきちんとお伝えできて初めてお客様(消費者)は安心してオーガニックな農産品を口にすることが出来ると思っています。
くり研では次のように考えています
まず、「栽培する植物がどのような環境(土壌・肥料はもとより気候や地形等)ならイキイキと暮らせるか?」を考えることが農業である、という認識が大前提にあります。
これらの内で「オーガニック」に関係するのは「土壌」であり、この土壌が有機状態であることをオーガニックと言うのだと考えています。
本来の「自然の状態」とは、農作物がイキイキと育つ「有機状態」のことであり、つまりは、多種多様な雑多な生物(菌や微生物など)がイキイキと暮らしてる生物圏が存在する土壌の状態のこと。そして、本来の「自然な力を活用する」とは、それらの地中の多種多様な生物が、生まれ、活動し、死んでいくと言う暮らしの循環によって作り出される産物やエネルギーを植物が活用できる土壌の状態であることを言ってるのだ考えます。
つまり有機状態の土壌のことをオーガニックと言い、その土壌で栽培された作物のことを「オーガニック栽培」で技術ではないかと。
具体的には「生きた土壌」様々な有用微生物郡による土壌の団粒現象を構築できる事だと考えます。この、団粒化土壌は植物にとって最高の環境を提供し、植物の成長に必要な水分、酸素、肥料分などをバランスよく保持し、自由にを伸ばせる柔らかな「土壌」だと思います。これこそが「オーガニック栽培法」です。
追申、化成肥料中心の施肥体形ではこの土壌は出来ませんが、化成肥料を使用したとしてもこの団粒化土壌つまり「オーガニック栽培法」が壊れることはありません。なぜなら基より地球の大地は無機質です。